約 306,856 件
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/4403.html
使い魔は不良高校生 目の前で私の使い魔が傷だらけになって倒れている。 さらに一発、もう一発と、六体もの青銅のゴーレムは容赦なく相手を殴り倒す。 決闘相手のギーシュはすでに勝ちを確信している笑みを浮かべている。 絶体絶命のピンチだ。 私とて自分の使い魔が半ばリンチ同然の目にあっているのはいい気分ではない。 悪いのはギーシュの方なのも知っている。 だが、それでも私は止めない。 なぜなら・・・・・・ 「どうしたんだ平民君。もう終わりかい?」 「そうだ、とっとと降参しちまえ!」 「ただの平民の癖に生意気だぞ!」 やはり、誰一人ツッコむ人間はいない。 私はその瞬間をずっと待っているのだ。 この決闘の最中なら誰かしら気づくと思ったのだが・・・・・・ これで何度目になるか分からない心の叫びを私は再び繰り返した。 (あんたら本当にそいつがただの平民に見えるんですか!?) そう、 私がどんな角度でどのように見ようと、我が使い魔『メカ沢新一』は人間には見えなかった。 始まりはサモン・サーヴァントの儀式の時だ。 私にとっては始めて成功した魔法だった。 その時の感動は、だがその召喚された使い魔を見たとき一気に引き下がった。 それは黒い布に包まれた銀色の円柱。 とりあえず誰しもがそういう感想を抱くであろう。 さらに言うのなら人を模した出来損ないの工作と言うべきか。 あの黄色い丸は目なのだろうだろうか? 左右と下部にくっついている変なパーツは手足のつもりか!? と、頭が混乱しきっていた時、 「おい、ルイズが平民を召喚したぞ!」 は? 「おいおい、その辺の平民捕まえてきてインチキするんじゃねぇよwww」 へ?? 「さすがゼロのルイズだ。ただの平民を召喚するなんて僕たちじゃとうてい真似できないな」 ナンデスッテ??? こいつらは今なんていった? ただの平民? これが? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ いやいやいやいや! どうみてもただの平民じゃない!! というかそれ以前に人間にすら見えない!!! こいつらの感性はどうなっているんだ・・・・・・ 「ミスタ・コルベール! もう一度やり直しを! こんな・・・・・・こんなの!」 「ミス・ヴァリエール、残念ながらそれは出来ません。使い魔の召喚は神聖なものです。 あなたが召喚した以上はちゃんと契約しなければなりません。たとえそれが今までに例のない『平民』であっても変わりはありません」 あんたもか、このコッパゲ・・・・・・ 唯一の希望を絶たれた私はしかたなくそれと契約する事になった。 「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。 五つの力を司るペンタゴン、この者に祝福を与え、我の使い魔と為せ」 どこが口なのかわからないので仕方なく目(?)の下辺りにキスをした。 「ぶるぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」 突然それから叫び声が聞こえた。 とりあえずしゃべるって事は生き物なのだろう。 確信はないが・・・・・・ 「おいおい、ここはどこだー?」 渋い声だ。 「いやなー、俺の弟がしばらく前からダチの家で世話になっててよ。 迎えに行こうと出かけた途端、目の前に鏡が現れたんだ。 興味本位で触ったらその鏡に吸い込まれてここに来ちまったってわけよ」 と、そいつは語った。 名前はメカ沢新一という聞きなれないものだった。 ちなみに使い魔のルーンはこんな形→(⊂)の手に巻きつく様に描かれていた為、ミスタ・コルベールにもよく確認出来ず、 「スケッチはまた後日にしましょう」 という事になった。 とりあえず事の詳細を説明したら意外のにもあっさりと使い魔になる事を承諾してくれた。 説得にはてこずるかなと思ったのだが・・・・・・ 「とりあえず帰る方法がねぇってんならしかたがねえ。グダグダと騒ぐつもりはねえよ。 それに、女を守るのは男の役目だろう?」 何かカッコイイ事言ってるし・・・・・・ とにかく、このメカ沢とかいう変なのが私の使い魔となったわけだが、私はこれがどうしてもただの平民とは思えなかった。 これはちゃんと確認する必要がある。 そこで、私はとある事を実行することにした。 すなわち、メカ沢の動向を気づかれないように監視するのよ! 四六時中付いて回れば色んな人に出会う事になる。 その行動に不信な点があれば、いくらなんでもみんなあいつが人間ですらない事に気づくであろう。 これはあいつが変な事をしでかさない様に見守る意味も込められているので、決して悪質なストーキングではない。 繰り返して言うが、決して悪質なストーキングではない! 行動は明日の朝から始めるとしよう。 そして翌朝。 意外と律儀なのか、命じておいた洗濯をちゃんとこなそうとしているではないか。 だが洗濯場がわからないようだ。 お? あそこに見えるのは我が校のメイドではないか。 なるほど、彼女に場所を聞こうというわけか。 ふふふ、これは好都合。 昨日の貴族共ならともかく、相手も平民ならとりあえずあいつがただの平民ではない事ぐらいは・・・・・・ 「ちょっといいか」 「え? なんでしょうか?」 「この洗濯物を片付けてえんだけどよ、場所がわからなくて困ってるんだ。知ってたらちょっくら案内してくれねぇか?」 「あ、あなたもしかしてミス・ヴァリエールが召喚した・・・・・・」 「俺を知ってるのか?」 「はい、ミス・ヴァリエールが平民を使い魔として召喚したのは学園中で知れ渡っていますから。 あ、自己紹介がまだでしたね。私はシエスタといいます」 「メカ沢だ。よろしくな」 「はい。同じ平民同士、仲良くしましょうね」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ いや! まだ諦めない。 私はさらに監視を続行した。 「すみません。私の分まで手伝ってもらって・・・・・・」 「なあに。ここまで案内してくれた礼よ。 気にするな」 メイドと正体不明の生命体が仲良く洗濯をする姿は私が今までに見たあらゆる光景の中で最もシュールなものだった。 「あ、・・・あの、メカ沢さん。ちょっと言いたい事があるのですが」 「何だ?」 これはまさか! 「先ほど一目見たときから気になってずっと気になっていることがありまして・・・・・・」 ついにツッコむのか!? 「水くせえなー。何の話だ?」 「ただ、メカ沢さんが気づいているのかもしれないと思うと言いにくくて」 「俺はお前の事を家族(ファミリー)だと思ってる。何を言われてもきにしねえよ」 さっき会ったばかりの癖に家族って何よ! 「わかりました。では言わせていただきます」 頼む、ツッコんでくれ!! 「お召し物の第二ボタンが取れてますよ」 「あ、ホントだ」 そーじゃねーだろ!! どうやら洗濯を終え、私の部屋に戻るようだ。 なんか見てるだけなのにやたらと疲れるわ。 と、その途中の道に二人の人物が現れる。 「あら、あなたは昨日ルイズが召喚した使い魔じゃない」 むむ、あいつは我が宿敵、キュルケ・アウグスタ・フレデリカ・フォン・アンハルツ・ツェルプストー! そして一緒にいるのはあいつの友人のタバサだ。 「ルイズの洗濯を終えた帰り? あんたも無理矢理召喚されたのに随分と律儀なのねえ」 「まあ、一応あいつも責任は感じてるみてえだし、俺が元いた場所に帰るまでの間の面倒を見てくれるっつうんだ。 このくらいは当然よ」 ふ・・・ふん! 使い魔としての心得はちゃんと出来てるみたいじゃない。 これでせめて、平民でもいいから普通の人間だったらなあ・・・・・・ 「あら、意外と殊勝なのね」 「・・・よせよ」 何か普通に会話してますが、現在進行形で頭部を開いて何かをさしたり巻いたりしているのは全力で無視ですか!? ああそうですか! 「恩があれば返す、間違ったらワビいれる。それは当然の事だろう? 貴族だとか平民だとかそんな事は関係ねえ、同じ人間として!」 それはひょっとしてギャグで言ってるのか!? 「ふふ、気に入ったわ。ルイズの所が嫌になったらいつでもいらっしゃい。使用人として雇って・・・ってあら?」 キュルケが横にいる友人へと目線を移す。 おやおや、先ほどからタバサはメカ沢の事をじっと見つめているじゃなか。 「ふ~ん。どうやらこの子、あなたを見たときからずっと言いたかった事があるみたいね」 「何だお前もかよ。頼むからとっとと言ってくれよ」 やっとツッコむのか!? 思えばこのタバサとかいう女の子、かなり無口だが質問にはちゃんと答えてくれるし常識はわきまえている。 何より博識だ。 なればこそ気がついたに違いない! 「・・・・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・・・・」 沈黙が流れ、タバサがすっと腕を上げてメカ沢を指差した。 さあツッコめ! 「・・・・・・顔がすごく大きい」 「―――そっか?」 おしいぃ~~~~~~~~けど違う!! これまでの監視で私の精神力は極限まで疲れきっていた。 食事もマトモに喉を通らなかったし、授業中にマルコリヌに何を言われても言い返す気力すらなかった。 ぶっちゃけ何を言っていたのかもよく覚えていない。 おかげでミセス・シュヴルーズに錬金の指名をされずにすんだ。 こんな状態で錬金なんてやったら失敗して大爆発を起こすのは目に見えている(今までも成功した試しはないのだが) それは昼食時でも同じだったが、さすがにこの時の騒ぎには駆けつけた。 その騒ぎの中心には私の使い魔がいたのだから。 周囲の話し声から大体の状況は掴めた。 つまりギーシュの落とした香水をメカ沢が拾って、それが原因でギーシュの二股がバレ、 それをメカ沢の責任にして、そこからは売り言葉に買い言葉になって二人が決闘する事になったと。 うん、どう考えても悪いのはギーシュだわ。 だがあいつがどれだけ強いのかは知らないが、ドットとはいえメイジたるギーシュが相手では分が悪すぎる。 すぐに止めようと思ったが、ここで私の頭にある考えが閃いた。 (ギーシュとメカ沢が決闘をする) ↓ (当然、沢山の人が集まる) ↓ (となると沢山の人がメカ沢の姿を見ることになる) ↓ (さすがにそれだけ人が見れば誰かしらあいつの姿かたちにツッコむ人間が現れる!) というわけで、例によって今回も見守る事にした。 のだが・・・・・・ ここで最初の場面に戻る。 当然それまでにメカ沢にツッコんだ人間は一人もいない。 「その程度じゃ俺はくたばらねえ・・・」 「くっ! なんだと!!」 ああ、何だかここまで誰もツッコまないと自信が無くなってきた。 もしかしたら私が世間知らずなだけであいつは本当にただの平民なのかもしれない。 「いい加減にしたまえ! いくらボクでもいつまでも寛容ではいられないぞ!」 何かあんな人が本当にいるような気もしてきた・・・・・・ そうだ、きっと王都の裏路地にでも入れば二、三人くらいはああいう人間がいるのだろう。 「もう限界だ。これで決着を付けさせてもらう!」 ギーシュがさらにもう一体のゴーレムを作り出す。 がそれまでのと違い、今度のはその手に槍を携えている。 さすがにアレはまずい! 止めに入ろうとした時には遅かった。 その槍は無情にもメカ沢に突き刺され! ・・・・・・その槍がポッキリと折れたのだ。 メカ沢の体はいたって無傷だ。 前言撤回。 どう見ても人間じゃありません、本当にありがとうございました。 「ボクのワルキューレの槍が折れただと・・・・・・」 ギーシュは困惑の表情を浮かべている。 それはこの決闘を見学している全員(当然私も含まれる)も同じだった。 「ボクは今までこいつをただの平民と思っていたが、もしかしたら・・・・・・」 おお! ギーシュ、あなたは意外とマトモだったのね! さあ、早くツッコんでくれ!! 「体が異常に硬い平民なんじゃないか!?」 「なるほど、メチャクチャ体が硬い平民なのか!」 「つまりはすごく頑丈な平民なわけだな!?」 あんたらもうワザと言ってんでしょ!? 「フフ、お前は俺とサシで殴り合うくらいの度胸はねーのかよ?」 「くっ!平民風情が何を!!」 「今まで対等な条件でのケンカなんざやった事がねえんだろうなあ。ま、ザコにゃ無理な話か・・・」 相変わらずカッコイイ事言ってるし・・・・・・ 「その者の言う通りじゃよ」 「オールド・オスマン!」 何と、この決闘騒ぎに我等が学園長がお出ましになるとは・・・ 「確かに貴族と平民との間で決闘をしてはならんというルールはない。じゃがそれなりに通すべきスジというものはあるじゃろう?」 「しっ、しかし・・・・・・」 「お主には貴族としての誇りはないのかギーシュ・ド・グラモン? この者を見てみよ。お主よりもずっと貴族らしい・・・・・・」 「・・・・・・・・・・・・」 「え・・・え″ええぇ~~~~~!?」 オールド・オスマンがメカ沢の姿を見た途端に驚愕の叫び声を上げた。 これはまさか・・・今度こそは! 「こっ・・・これは一体・・・」 間違いない! さすが学園長! この人ならツッコんでくれる!! 「こいつは・・・・・・こいつは!」 もう一息! そいつは人間なんかじゃ・・・!! と、オールド・オスマンは懐から何かを取り出した。 それは・・・! 「ミス・ロングビルに踏み潰されてしまったモートソグニルの代わりに新しく召喚したワシの使い魔にそっくりじゃないかーーー!!」 「お・・・・・・お前は弟のメカ沢β!!!」 「メカラッタ」 えええぇぇぇぇぇーーーーーー!? うっそおおおぉぉぉぉぉぉぉ~~~~~!!!!!!! 終われ
https://w.atwiki.jp/floss/pages/33.html
ドラえもんの不良中学生3人の声優まとめ ジャイアンのいい所はどこ? A→ cv高木渉、B→ cv高木渉 最強!黒帯のび太 A→ cv関智一、B→ cv高木渉、C→ cv武田幸史 ぬれぎぬを着せよう! A→ cv不明 秘密基地で世界を守れ! A→ cv佐久間元輝、B→ cv櫻井トオル なかまいりせんこう A→ cv藤原貴弘、B→ cv勝杏里、C→ cv不明
https://w.atwiki.jp/supergirl121/pages/92.html
某中学校の校舎裏 その日、学校は「大掃除の日」で先生から生徒までもが忙しく動き回っている。 この中学校に巣食う不良達に送られてきた「決闘状」の時刻は丁度、大掃除の最中の 時刻である。 三十人(他校の助っ人を含む)程の不良達は手に木刀や鉄パイプ、金属バットで武装して 待ち構えていた。 その時、独りの女子生徒が姿を現した。制服からしてウチの生徒らしい。 不良「なんだ、おまえ?」 女「大掃除に来ました♪」 全員、意味が理解出来ずポカンとしている 女「だって、今日は大掃除の日ですから、アタシはアタシなりに学校に巣食う、貴方達不良 を大掃除しようと思って・・・・。」 殺気に見満ちた表情を浮かべ「コラ、小娘、犯すぞコラー!!」と凄む ふいに、女性との体が金色に包まれた。その瞬間、彼女の膀胱に尿が溜まっていく。 服も大きく変わっていた。青い服に赤いマント、赤い超ミニといういでたちだった。 「さぁ、大掃除を始めますね・・・・・。」 不良達の群に向け、歩み寄る。先頭にいた亀山が「舐めんなよ!!」と叫びパンチを繰り出した。 亀山はボクサーの兄がいて、幼い時からボクシングをしている。誰もが少女の顔が無残に潰れるだろうと 予感した。 だが 「パシン」という妙な音、誰もがそれを見て驚愕した。何と亀山のパンチを、少女は軽々と左掌で受けているのだ。 それも余裕綽綽で・・・・。 「女の子を殴ろうなんて 悪いお手手ですね☆」 グシャッ 女の子は軽く力を込めた。その瞬間、亀山の手は紙風船みたいに潰れた。 「あ・・ギギグッ」 「あはは、いい気味♪」 その後は疾風のようだった。鉄パイプや金属バットを受けたが曲がるだけで無傷、 不良たちはパンチや蹴り、シッピンで次々と肉団子と化していく。 不良たち三十名は、たちまち殲滅された。 少女は樹陰に向うと、その場に立ったまま放尿を始める。 湯気を立て 元気の良い尿が樹と芝生を叩く。 「ふ~スッキリ!!良い事するって 気持ち良い~♪」 <終わり>
https://w.atwiki.jp/monosepia/pages/930.html
2ちゃんねる / 主要常設スレ / 日本社会 / 不良債権問題の解決はヤクザの殲滅から 避難所(livedoorしたらば) ■ 当該スレ検索 .
https://w.atwiki.jp/seikajoshiproject/pages/10.html
概要 星花女子プロジェクトは、楠富つかさ様が主催する世界観共有日常系学園百合小説のコンテンツ群です。 掲載先は主に「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアップ+」「アルファポリス」「pixiv」と多岐に渡り、2017年に開催されてから今までに数多くの作者様が参加されました。 物語の舞台 東海地方S県空の宮市にある女子校、星花女子学園。ここに通う個性豊かな生徒、教職員たちが様々な恋愛模様を繰り広げます。 ルール まず本編開始前に作者様が2名のキャラクターを考案します。うち1名は自作品の主人公キャラとなり(うちのこ)、もう1名は他作家さんの主人公のカップリング相手となります(嫁がせる娘)。その際、つかさ様からテンプレートが送られますのでそちらに記入してください。 こちらがテンプレートの一例となります(開催期によって細かい内容が変わることがありますが、大まかにはこの通りです) ※名前: ※読み: 身長:センチ 体重:キロ 3サイズor体型: ※髪型: 髪色: ※一人称: ※性格: 誕生日:月日 血液型:型 ※所属クラス: ※部活動: ※通学手段: ※入学時期: 好きなもの: 嫌いなもの: お気に入りのシャンプー: 家族構成: イメージCV: 備考: 台詞例: ※は必須記入項目 キャラクターが出来上がりましたら「私立星花女子学園広報(@sjp_lilyworks)」のアカウントに提出し、全員分が出揃ったところで全キャラクターが公開となります。 その後お嫁さんとして欲しい子、嫁がせたい子を選び、第1~第3希望まで決めて(参加人数によって変動あり)、再び広報垢に提出します。その後他作家との調整を経てカップリングが確定し、本編開始となります。 ただしカップリング確定前でも、キャラクター紹介として短編を書くのは構いません。 以下、諸注意です。 1.校内での過剰なエロはお控えください(投稿先の運営から垢BANを喰らう恐れがあり)。 2.残酷な描写も可能な限りお控えください。 3.現実に起こりえない事象を持ち出すのは禁止です(瞬間移動や時間操作等の異能力)。 4.嫁にもらったキャラの心身に過度の負担をかける際は、キャラの発案主と相談してください。 5.他作家さんのキャラに対するキャラ崩壊やヘイト描写を禁止します。 6.独断専行で全体に影響しかねない設定を作らないでください(参加者用のTwitterグループを用意しますのでそちらで相談してください)。 また、エロに関しては本編終了完結を前提として、ノクターンノベルスでの執筆を許可しています。
https://w.atwiki.jp/furyouyuugi/pages/288.html
紗東 ゆい 【涼】紗東 ゆい 【貨】紗東 ゆい 【唯】紗東 ゆい 【起】紗東 ゆい 【四】紗東 ゆい 【図鑑67】 【図鑑97】 【図鑑109】 【図鑑114】 【図鑑117】 【図鑑179】 【四】紗東 ゆい(さとう ゆい) N N-Max R[覚醒] 「あれ、見つかった?クマ~」 「誰かなー?誰かなー?」 「じゃじゃーん!!アタシでした♪」 不良の世界に憧れる変わった女の子。通称ゆいゆい。いずれは姉を越えたいと願い、共に東京制覇を目指してくれる強い男を探している。今回は東京ではなく四月馬鹿を制するために現れた。 不良の世界に憧れる変わった女の子。通称ゆいゆい。いずれは姉を越えたいと願い、共に東京制覇を目指してくれる強い男を探している。今回は東京ではなく四月馬鹿を制するために現れた。知的美人を目指しているため、メガネは伊達だ。 コスト1成長型普通 Lv1⇒50攻撃___⇒__⇒4防御___⇒__⇒4特攻___⇒__⇒4特防___⇒__⇒4 出現日2020/__/__取得方法
https://w.atwiki.jp/bakeneko/pages/45.html
まぁおもしろかったすよ。コメディタッチで書かれたバカみたいなはなしでした。 横書きの文章になっている本を読むのはひさしぶりなんですが、この作品がいちばんはっちゃけていたかんじが強いですね。なんにも考えないで書いてるみたいなかんじがあってよかったですね。 本は厚いんですが、けっこう読みやすかったというか作品のテンションがよかったためかはやいペースで読めました。また、キャラがいきていたのもよかったですね。 内容は「高校3年生のクラス替え、真面目な優等生ユイは不良 ギャルだらけのクラスになじめず、ポツーン。な日々。隣に座る正真正銘の不良、佐山ケイジと付き合うまでは―。高校生活最後の年、さえない女の子に突如訪れた電撃ラブストーリー。アメーバブログ「恋愛小説」ジャンル1位リアル恋話の書籍化!―。 」です。 読み終わってからブログ本だと気がつきました。 まぁ、しかたがないっちゃしかたがないところなんですが、キャラの登場が遅かったり。また、ユイ(教室隅っこ女子)とケイジ(不良)の出会いのところがみじかかったところが個人的に残念におもいました。まぁ、昔にあったことなんてそんな明細に覚えてたら逆にびっくりしますけどね、、、、 けっこうばかめいた本です。二巻もでるみたいですね、楽しみにしておきます。 紹介した本 教室の隅にいる女が、不良と恋愛しちゃった話。
https://w.atwiki.jp/mayyugioh/pages/126.html
※スピードワールド2の効果・LP・スピードスペル(Sp)はWCSのものを採用しています。 デュエルアカデミアmay校。 その敷地内にあるガレージでアカデミア数学教師・藤山英理は人を待っていた。 「遅いわね」 「オソイ」「オソスギル」 周囲ではメカノルム達がギャーギャーと騒いでいる。 それからしばらくして待ち人はようやくやってきた。 「悪ぃ先生、遅くなった」 スカジャンに長いスカートのセーラー服。 mayでもちょっとは名の知れたスケバン少女・尼曽根美琴である。 「遅刻よ、尼曽根さん。罰として廊下に立ってなさい」 彼女はアカデミアの生徒ではないので、 あくまでカードショップmayに出入りするデュエリスト同士としての付き合いなのだが、 二人の年齢的に教師として接してしまうことも多々あるのだ。 「そりゃねーよ先生」 「まったく。誰のために時間を割いてあげてると思っているの?」 「悪い悪い。マジで謝るから勘弁してくれ」 不良である美琴が教師である英理を先公ではなく先生と呼ぶのは、それなりに信頼しているからであろう。 ただ、顔を合わせる度に色々と難題・厄介ごとを押し付けられることもあるので少々苦手でもあった。 「で、例のブツは?」 「ええ。完成しているわよ」 彼女は視線でブツとやらを示した。 大きな布のかけられたなにか。 英理がメカノルムに合図し布を取り外させると、 「おお、スゲー!」 現れたのはDホイールであった。 虎の顔を思わせるフロント装甲。後部からこれまた虎の腕と爪を思わせるサイドアームが伸びている。 「注文通り『アマゾネスペット虎』っぽくしておいたわ」 そう。 英理は美琴のためにDホイールを1台組み立てたのである。 もちろんタダでというわけではない。 以前美琴がサイバーマンと名乗るデュエリストに襲われた際に手に入れた首輪型衝撃増幅装置。 それを英理に提供する代わりに、Dホイールを造ってもらう約束をしていたのだ。 メカに強く普段から様々なものを造っている英理にとってはそう難しいことではなかった。 その上で擬似的に闇のデュエルっぽい何かを再現するサイバーマン印の謎装置を手に入れられるのだから 儲けものである。 後に英理が解析・量産したこの衝撃増幅装置が数多のデュエリストを苦しめることになるのだが…… それはまた別のお話。 「ついでにあなたのデュエルディスクもモーメントディスクに改造しておいたわ」 普段美琴が使っていたデュエルディスクはごく一般的なKC製の普及版のものであった。 しかしライディングデュエルで使用できるにするため、これまた英理の手によって スタンディング・ライディング兼用のハイブリットモーメントディスクとして改造が施されたのだ。 「サンキュー、先生」 「構わないわ。それよりも、あなた、ちゃんとライセンスは取ってきたんでしょうね?」 Dホイールを使いライディングデュエルを行うにはライセンスが必要なのである。 オートパイロット機能があるとはいえ、バイクのようなもの。免許が必要なのは当たり前だ。 「心配すんなって」 そう言って取り出したのはまうごと無きDホイーラーライセンスであった。 目つきの悪いむすっとした表情の美琴の写真が付いている。 ここ数週間、美琴は教習所に通いつめライセンスを取得してきたのだ。 「そう。なら今から私とライディングデュエルはどう?」 「ッ! マジで!? そりゃ願ったり叶ったりだけどよ。先生、Dホイール持ってたのか?」 「ええ勿論。じゃ、決まりね。ルールはWCSルールでいいかしら」 「おう、構わないぜ」 英理がメカノルム達に命令し、自分のDホイールの準備をさせる。 「さすがにその格好じゃダメね。というわけで、ライディングスーツも用意してあるから着替えてらっしゃい」 「至れり尽くせりじゃねーか。なんか裏があんじゃねーかと、ちょっと怖いぜ?」 「…………」 いらないとでも?と英理の視線が痛い。 「ああ、いや、ありがたく頂戴シマス」 そそくさと近くの女子トイレで着替えてくることにした美琴であった。 「あのよ、先生。さすがにこれは……」 しばらくして着替え終わった美琴が戻ってきた。 黒を貴重としたライディングスーツに身を包んでいるのだが、 若干サイズが合っていないらしく色々なところがパツパツであった。 胸元はジッパーが上がりきらず豊かな谷間が露わになっているし、お尻の扇情的なラインも丸分かりである。 さすがにはちきれはしないが、いわゆるピッチリスーツ状態だ。 「似合ってるわよ」 「そういう問題じゃねーよ!」 「エローイ」「エローイ」「マローイ」 「うっせぇぞ、お前ら!」 頬を染め抗議する美琴のことは取り合わず、英理がヘルメットを投げ渡してきた。 英理はまだ白衣にミニスカという普段の格好のままである。 「あ? 先生は着替えねぇのか?」 「私はこれでいいのよ」 「はぁ? そういやDホイールも見あたらねぇけど……」 「すぐにわかるわ。先にコースに出てらっしゃい」 「オボエテヤガレ」「カクゴシロヨ」 そう言い残しメカノルム達を引き連れて、英理がどこかへと消えていく。 「なんだってんだ?」 1人とり残された美琴は言われたとおりにすることにした。 Dホイールにまたがり、モーメントエンジンをスタート。 独特の起動音を立ててマシーンに命が宿る。 変形させたモーメントデュエルディスクをセットし、ガレージからコースへとDホイールを走らせた。 風を切る感覚が心地よい。Dホイールにも問題はないようだ。 (……さすが先生。いい仕事してるぜ) 程なくしてDホイールのOSが自動で起動した。 「フィールド魔法『スピードワールド2』、セットオン」 モニターにカードが出現し、美琴のDホイールを中心に波紋のようなソリッドビジョンが広がる。 どうやら英理側から『スピードワールド2』が起動されターゲット認定されたようだ。 「デュエルモードON、オートパイロットスタンバイ」 ライディングデュエル用のオートパイロットプログラムが起動する。 「レーンセレクション……使用可能な最適レーンをサーチ」 ライディングデュエル用にmayの街の道路が変形していきコースが形成されていく。 街そのものがライディングデュエルのコースになる様はいつ見ても壮観だった。 「デュエルが開始されます。デュエルが開始されます。コース上の一般車両は退避してください」 「お、ライディングデュエルか?」「へぇ、誰と誰がやるんだ?」「アカデミア生同士かな?」 スピーカーから流れる警告に一般車が側道に避難し、コース形成を見て人々が興味を示している。 「デュエルレーン、セントラルに申請。オートリゼーション!」 「って、先生はどこだよ?」 コースを走る美琴は周囲を見回すがそれらしき姿はない。 その時。 すさまじいエンジン音が響いた。 美琴の後方から、巨大ななにかがコースへと走りこんできた。 それは巨大なトレーラー。 機械族モンスターである『マシンナーズ・フォートレス』が変形したかのような超弩級マシン。 「な、なんだありゃ!?」 美琴のDホイールに並走したそれからスピーカー越しに声がかけられる。 「待たせたわね。はじめましょうか」 「って、先生かよ!? んじゃ、それが先生のDホイールだってのか!?」 「ええ、そうよ。なにか問題が?」 変形すれば頭部になるであろう部分に存在するキャノピー。 その中は操縦席になっていた。中心に艦長席が設けられ英理が座っている。 その周囲には各種モニターが設置されたメカノルムの席があり、それぞれ操縦や火器管制を担当していた。 「シンジラレルカコノパワー」「地上最初ノロボット軍団」 「あ、ありかよ……こんなの」 唖然とする美琴。 実際DホイールのOSはこの巨大トレーラーをDホイールと認識しターゲットに指定している。 システム的には何も問題ないようだった。 「ったく、もうメチャクチャだぜ……」 「はじめるわよ、尼曽根さん」 「……オッケー。色々言いたいことはあるが後回しだ!」 「「ライディングデュエル、アクセラレーション!!」」 ライディングデュエルでは第1コーナーを制した者が先攻となる。 美琴はアクセルペダルを踏み込み加速した。 「スーパーメカノルムアクセルシンクロターボ発進!!」 一方英理のDホイールは巨体であるが故に加速には時間がかかる。 結果として第1コーナーは美琴が制し先攻の権利を得た。 「あたしのターン、ドロー!」 左腕に装着されたデッキから美琴がカードをドロー。 お互いのスピードカウンターの表示が0から1になる。 LP SC MIKOTO 8000 1 ERI 8000 1 美琴はDホイールのサイドアームに供え付けられた手札置き場にカードを加え、 「『アマゾネスの聖戦士』を召喚。カードを2枚伏せてターンエンド!」 先攻の行動を終えた。 フィールドに現れた女闘士が美琴のDホイールに並走し空を舞う。 「私のターンね。ドロー」 続けて、色っぽく長い脚を組んだ英理がデッキからカードをドロー。 LP SC MIKOTO 8000 2 ERI 8000 2 彼女の前にはデュエルフィールドのプレートが展開されており、 艦長席に座ったままでもライディングデュエルができるようになっているのだ。 どこからどう見ても通常のデュエルにしか見えないのだが……。 「モンスターをセット。カードを2枚伏せるわ」 まるでタロットカードで占いでもするかのように優雅な手つきでカードをフィールドにセットし ターンエンドを宣言する。 「あたしのターン! ドロー!」 LP SC MIKOTO 8000 3 ERI 8000 3 「『アマゾネス訓練生』を攻撃表示で召喚!」 美琴はドローしたカードを手札に加え、新たなモンスターを召喚。 だがしかし。 「リバースカードオープン、『神の警告よ』」(LP8000→6000) 英理のカウンター罠により召喚を無効にされ破壊されてしまう。 「ちっ……だがライフコスト2000はでかいぜ、先生! 『アマゾネスの聖戦士』でセットモンスターに攻撃だ! 聖剣の舞!」(ATK1800) 英理の場にはまだ伏せカードが1枚あるものの、美琴は攻める。 リバースされたモンスターは『マシンナーズ・ソルジャー』。(DEF1500) 召喚時に手札からマシンナーズモンスターを特殊召喚できる効果モンスターではあるが、今は意味を成さない。 女闘士の剣が機械兵士を両断する! 「これであたしはターンエンドだ」 美琴はアクセルをペダルを踏み込み一気にスピードを上げた。 Dホイールの加速性能を確かめ、口元に笑みが浮かぶ。 (やっぱり本物のデュエルレーンは風が違うぜ) 「私のターン、ドロー」 ピッと優雅にカードをドローする英理。 LP SC MIKOTO 8000 4 ERI 6000 4 「私は手札から『Sp-エンジェル・バトン』を発動! スピードカウンターを4つ取り除き、デッキからカードを2枚ドローするわ」 巨大Dホイールのスピードが落ち、美琴のDホイールとの差が開いていく。 「その後手札を1枚墓地へ」 カードを2枚引き、手札で腐っていた『マシンナーズ・フォース』を墓地へと送った。 「続けて手札から『マシンナーズ・カノン』を墓地へと送り―――」 英理がメカノルムに合図する。 「ヤァッテヤルゼ!」 操縦担当のメカノルムがアクセルを踏み込み、一気に美琴との距離を詰める。 「『マシンナーズ・フォートレス』を特殊召喚するわ!」 英理のDホイールが変形し『マシンナーズ・フォートレス』となる! 唸るキャタピラ! 鋼の巨体! 走る機械要塞が美琴のDホイールを追う! 「『アマゾネスの聖戦士』に攻撃よ」 「目標セット! 照準ヨシ……ファイヤー!」(ATK2500) 火器管制を担当するメカノルムの手元にハンドガン型のトリガーがポップアップし、 レーダーの中央に『アマゾネスの聖戦士』の姿を捉えた。 『マシンナーズ・フォートレス』の左肩に装備されたメガ粒子砲内にエネルギーがチャージされ、 高出力ビームを開放する。 しかし女闘士がごん太ビームに飲まれる刹那。 美琴はサイドアームを操作し、英理のDホイールに対し側面を向ける形に向きを変えた。 「リバースカード、オープン! 『Sp―シルバー・コントレイル』!」 腕を突き出し美琴は宣言。 彼女のスピードカウンターが1つ減り、『アマゾネスの聖戦士』が白銀の飛行機雲を描きながら加速する! 女闘士の攻撃力は1000アップし『マシンナーズ・フォートレス』の攻撃力を上回った。(ATK1800→2800) 構えた剣でビームを受け止め、そのまま切り裂いていく! 「くっ……やるわね、尼曽根さん」 「左舷弾幕薄イヨ! ナニヤッテンノ!」 思わぬ反撃ダメージを受けつつも、英理は墓地へと送られた機械要塞の効果を発動する。 「『マシンナーズ・フォートレス』の効果発動! 『アマゾネスの聖戦士』も破壊させてもらうわよ」 『マシンナーズ・フォートレス』のカードが墓地へ送られたことで、英理のDホイールがまた変形しトレーラーへと戻った。 大型モンスターを失いはしたものの、美琴のモンスターもこれでいない。 カードを1枚セットし英理はターンエンドを宣言。 「あたしのターン、ドロー!」 LP SC MIKOTO 8000 4 ERI 5700 1 「あたしは『アマゾネスペット虎』を攻撃表示で召喚!」 隻眼の虎が現れ、疾走する美琴の虎型Dホイールと並んでフィールドを駆ける! 「ダイレクトアタックだ! 密林の王牙!」 「発動できるカードはないわ。通しよ」(LP5700→3200) 「ギャー! 総員対ショック!!」 メカノルム達が慌てて衝撃に備える。 猛虎がフィールドを駆け、獰猛なその牙を英理たちのいるコックピットに突き立て、 操縦担当のメカノルムまで対ショック体勢を取っていたせいで巨大Dホイールが頭を振った。 「なにやってるの!」 「ツイウッカリ。アワテナイアワテナイ、ヒトヤスミヒトヤスミ」 「休んじゃダメでしょ!」 「……なにやってんだか。あたしはターンエンドだ」 「私のターン……ドロー」 LP SC MIKOTO 8000 5 ERI 3200 2 攻撃を受け体勢を崩したものの、巨大Dホイールはすぐに持ち直し、先を走る美琴と虎を追った。 「『マシンナーズ・ギアフレーム』を攻撃表示で召喚、召喚時の効果で『マシンナーズ・フォートレス』を手札に加えるわ」 オレンジ色の機械兵士が超弩級Dホイールのコンテナハッチから飛び出し、ローラーダッシュで並走する。(ATK1800) 「『アマゾネスペット虎』に攻撃よ」 「ヤッチマイナー」 ローラーダッシュでフィールドを上下左右に駆け抜けた『マシンナーズ・ギアフレーム』が、 手の中心にあるマシンガンで『アマゾネスペット虎』を撃ちぬいた。 貫通した弾丸は美琴のDホイールへと命中し、今度は美琴が衝撃にハンドルを取られる。(LP8000→7700) 「へっ、まだまだ!」 一瞬崩れた体勢をサイドーアームの操作で持ち直した美琴は、スピードを落とし英理の巨大Dホイールと並走した。 コックピットからキャノピー越しにフィールドを見下ろす英理と目が合う。 「いい腕ね、尼曽根さん」 「先生こそ。こいつ、いいマシンだぜ」 お互い相手を褒めつつ火花を散らす。 「あたしのターン!」 腕を振り上げ美琴がカードをドローする。 LP SC MIKOTO 7700 6 ERI 3200 3 「……悪いな、先生。この勝負もらったぜ」 ドローしたカードを確認し、美琴が特徴的な長い犬歯を見せ不敵に笑った。 アクセルペダルを踏み込み、サイドアームのハンドルを操作しスピードを上げていく。 「……なにをしようというの?」 「総員第一種警戒態勢! キケンガピンチデデンジャラス!」 「『Sp-調律』を発動! スピードカウンターを3つ取り除き、 デッキから『ジャンク・シンクロン』を手札に加える!」 代償として2枚目の『アマゾネス訓練生』が墓地へと送られる。 「続けてもう1枚! 『Sp-おろかな埋葬』!」 スピードカウンターを2つ取り除き、美琴はデッキから『ドッペル・ウォリアー』を墓地へと送った。 これで美琴のスピードカウンターは残り1。 「『ジャンク・シンクロン』を攻撃表示で召喚! その効果で『ドッペル・ウォリアー』を蘇生!」 美琴のDホイールの横に小さな戦士が現れ、墓地から影の兵士を呼び戻した。 「ここでジャンペルですって!?」 「☆2『ドッペル・ウォリアー』に☆3『ジャンク・シンクロン』をチューニング!」 小さな戦士が星へと変わり、Dホイールの近くに道が現れる。 「集いし星が新たな力を呼び起こす! 光さす道となれ! シンクロ召喚! いでよ『ジャンク・ウォリアー』!」 『ドッペル・ウォリアー』が光の道を通り抜け、くず鉄の闘士が姿を現す! 「『ジャンク・ウォリアー』の効果! パワー・オブ・フェローズ!」 シンクロ素材となった『ドッペル・ウォリアー』の効果でデフォルメされた兵士のトークンが2体出現し、 『ジャンク・ウォリアー』へと力を分け与えた。(ATK2300→3100) 「出タ! 美琴サンノモンスターコンボダ!」 「感心してる場合じゃないわよ」 艦長席の英理がメカノルム達を叱り飛ばす。 「バトルフェイズ! 『ジャンク・ウォリアー』で『マシンナーズ・ギアフレーム』に攻撃!」 このままではダメージは1300。まだ英理のLPは0にはならない。 『ドッペル・トークン』2体で追撃したとしてもLPが1100残る計算である。 スピードワールド2下でのセーフティラインを割りはするものの、美琴のスピードカウンターは1しかない。 「スクラップ・フィストォ!」(LP3200→1900) ブースターで加速された拳が機械兵士を粉砕、衝撃が英理達のいるコックピットを襲う。 「続けて『ドッペル・トークン』2体でダイレクトアタック!」 小さな兵士のおもちゃのようなサブマシンガンが火を吹く。(LP1900→1100) 「フゥ、タスカッタ。ハッタリダッタヨウダ」「ヨカッタヨカッタ」 「……いえ、そうじゃないわ」 まだ美琴はバトルフェイズを終えていない。英理はそのことに気づいていた。 キャノピー越しの視線の先。 先を走っていた美琴はハンドル操作でDホイールの向きを変えている。 英理の巨大Dホイールに正面から向き合う形での逆走――ターンバックというテクニックだ。 「リバースカードオープン! 『アマゾネスの意地』!」 「……最初に伏せたカードね」 アマゾネス専用の蘇生カード。そして美琴の墓地にはアマゾネスモンスターが多数眠っている。 どのモンスターを蘇生させても攻撃さえ通ればフィニッシャーになる状況だ。 「『アマゾネスペット虎』を蘇生し攻撃! 密林の王牙!」 ターンバック状態の美琴が高々と宣言し、蘇った隻眼の虎がフィールドを駆け抜け牙を剥く! 「……攻撃を防げるカードはなし。私の負けね」(LP1100→0) ふぅとため息をひとつつき、英理が天井を見上げた。 「ギャワー」「オワタ」「ナァンテコッタ!」 LPが0になったことで冷却モードが発動し巨大Dホイールのフロントが展開、放熱が行われる。 「ま、新米Dホイーラー誕生ってとこかしらね」 こちらへと向かってくる美琴の姿を見て英理がつぶやいた。 「サンキュー先生。こいつ、マジでいいマシンだぜ」 「そう。それはよかったわ。せいぜい壊さないようにしてちょうだい」 「ああ、大事に使わせてもらうよ」 こうして美琴はDホイールを手に入れ、Dホイーラーとしてデビューしたのであった。 おしまい
https://w.atwiki.jp/floss/pages/32.html
ドラえもんの不良中学生3人が登場する回 ↓ ジャイアンのいい所はどこ? 2009年 最強!黒帯のび太 2013年 ぬれぎぬを着せよう! 2014年 秘密基地で世界を守れ! 2015年 なかまいりせんこう 2016年
https://w.atwiki.jp/alliance2000/pages/510.html
これまでのあらすじ 殿様先輩に攫われたアルカを救出するべく、レイルは忍者先輩と結託し作戦を決行。 重爆撃機先輩は筋肉と爆弾でヤバイが忍者先輩が不意打ちで倒し、殿様先輩の調和能力"参勤交代"の空間転送を逆手に取り、レイルはアルカの捕らえられている城への進入に成功する。 ストーリー カウンター・アタック 第17話「不良ダークサイド④」 ーーー アルカが閉じ込められている座敷牢の前に、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)を装着した奇妙な男がやって来た。 「はじめまして、私は翻訳先輩です」 「ど、どうも初めまして、僕はアルカ・クライアです。...貴方はアプルーエ語が話せるんですね」 「簡単にそれがあります。あなたができることは、私の腕ヘッドの"エキサイト"の調和の能力によって、任意の言語を理解します。」 言葉は通じている様だが、レイル以上に怪奇な口調で話す翻訳先輩! 「え、あっ、はい...? その、ここは何処ですか?レーラビくんは何処に?」 「ここに私の主は、ある領主のシニアの城です。その赤い髪の男は、私は主人の先輩の下で参加したときだろう。」 「...?」 「あなたは、それがかわいいです、なぜ私と一緒にダンスをしませんか?」 座敷牢に入り、にじり寄ってくる翻訳先輩!怖い! 震える手がアルカの腕を掴む! 「ひ、ひっ...」 何を言っているのか理解出来ないが、本能的に危機を察知したアルカ! 「暴れ回るので、あなたは、壁や床の汚れをカウントしているときは終了しないでくださ...ウッグッ」 突如意識を失い崩れ落ちる翻訳先輩! 「危ないところだったね」 ...そこにいたのは手術用の麻酔注射針を持った幼い少女(?)。 「僕は幼女先輩...君を助けに来たよ」 「あ、ありがとうございます...なんてお礼すれば」 「お礼...フフ、そうだね...」「?」 幼女先輩の笑み...小さい口から尖った歯が覗き.... 爆音。どうやら近くでアームヘッドが暴れているようだ。 「おや、姫を守るナイト様の到着か...忍者先輩が上手くやってくれたようだね」 大きな足音が近づいてくる。 「また、君達と会えそうな気がするよ...次会うときは味見させてね」 壁が破壊され現れるツヴァイヘンダー!背後には足軽残骸の山! 『アルカ!無事だったのぜ?』 「うん、幼女先輩が助けてくれたから...あれ?」 既に幼女先輩の姿は無かった、どうやら先に脱出したようだ。 『状況整理は後だぜ、一緒に脱出ぜ!』 ーーーーー 採石場では、トノサマシュランゲと忍者弥生が熾烈な戦いを繰り広げていた。 『手裏剣手裏剣手裏剣手裏剣!』 『であえであえであえであえ!』 降り注ぐ手裏剣弾幕!城から転送供給され続ける足軽弥生! 『であえーっ!』 城門が消え砲台が出現!古代の大質量砲が火を吹く! 『ぐわーっ!』 大半の通常兵器を無効化するアウェイクニング・バリアーとて、大質量の弾丸の前には無力!躱し切れず忍者弥生は損傷! 『ほっほっほ...そろそろ介錯してやるでおじゃる』 門を再度召喚!追加の足軽弥生が...現れない! 代わりに青と白のカラーリングのアームヘッド...ツヴァイヘンダーが現れる! 『俺だぜ』『およ!?』 『人質救出完了...作戦成功でござるな』 体勢を立て直す忍者弥生! 『おのれ忍者先輩!汚いでおじゃる!』 シュランゲは城壁を出現させ迎撃!忍者弥生はそのまま城壁の瓦屋根を走り接近! 『汚いは...褒め言葉でござる!』 跳躍からの鋭い斧めいた踵落とし!シュランゲの首を狙う! 『この場は逃げるが勝ちでおじゃ...る?』 『その離脱は許さんぜ!』 地面を踏み砕き真上に跳躍、接近するツヴァイ! 『ひえええ!お助け...』 上昇しようとするシュランゲの足を掴み、引きずり降ろす! 『河蛮我!』『ギャア!』 ...忍者弥生の鋭い尾のめいた踵落としにより切断されたチョンマゲヘッドが宙を舞う... 遂に殿様先輩は倒された。 次回、第18話「不良ダークサイド⑤」に続く。 翻訳先輩(ほんやくせんぱい) HMD型アームヘッド"エキサイト"を装着した先輩シリーズの一人。 調和能力によりあらゆる言語を翻訳する事が可能だが、うっかり遺跡の古代マトラン語を翻訳してしまい世界の真実を知り精神崩壊、以後殿様先輩の配下に加わっている。 幼女先輩(ようじょせんぱい) かぐや中学アームヘッド部の部長を務める先輩。 少女のような容姿だが男で血を吸う。 (出典 アームヘッド三章ジ・エンド) 殿様先輩 (とのさませんぱい) 悪こそ正義と知った先輩。 アルカを人質にレイルを操り、反先輩勢力への切り札にしようとする。 トノサマシュランゲに搭乗。 トノサマシュランゲ Ad-016 チョンマゲ型アームホーンを装備したシュランゲ。 高額な新型機だが、殿様先輩の資金力で取り寄せられた。 調和能力"参覲交代"により、自分の所有する"城"の一部を召喚する事が出来る。 次の話へ もどる